見落としがちな後頭部の薄毛について
「生え際」「頭頂部」「頭髪全体」の薄毛により悩まれている方は非常に多いです。この3部位はホルモンバランスや食生活(栄養不足)などにより、影響を受けやすい箇所と言えます。少しの乱れがすぐに薄毛へと繋がるでしょう。
しかし「目視により発見しやすい部位」でもあるため、ご自分で薄毛を確認してから予防や対策を始めることも決して難しくはありません。では最も発見が遅れる薄毛部位は何処かと言うと、それは「後頭部」です。
人間の視野からでは確認することが不可能な位置にあり、鏡を使ってチェックしなければ絶対に毛髪具合を捉えることは出来ません。ただしハゲやすい部位と比べると、後頭部の薄毛は改善しやすいといった特徴があります。焦らずに改善方法を実践していきましょう。
後頭部の毛髪量が少なくなる原因と改善方法
後頭部と側頭部の薄毛は、あまり脱毛症が起こりにくい場所です。なぜなら「男性ホルモン」の影響を受けないためです。では何が原因なのかと言うと、それは「ストレス」「血行不良」「食生活(生活習慣)」となります。
よってストレス発散を日常生活に取り入れることが大切です。カラオケへ行き大声を出したり、喜怒哀楽の感情を十分に出すことでもストレスは軽減します。お酒を飲む頻度が高い人は、回数や量を減らすことから始めましょう。
喫煙者の方は可能であれば禁煙すべきです。難しいならばニコチンによって不足しがちな栄養素(ビタミンCなど)を、食事やサプリメントから積極的に摂取しましょう。
また血行不良は運動や頭皮マッサージにより解消できます。新陳代謝とも関係していますので、代謝を上げるために水分補給には気をつけたいところです。もちろんジャンクフードやインスタント食品、偏食によっても後頭部の薄毛化は進行していくため、偏った食生活を改善することも重要と言えます。進行具合が著しい場合には、育毛剤の使用やクリニックでの診断を受けると良いでしょう。