植毛のメリット・デメリット
名称からも分かるように、植毛とは「頭皮に毛を植える」ことです。植毛には「自毛植毛」「人工毛植毛」の2種類があります。どちらの場合も予防や対策ではなく、薄毛問題を直接的に解決してくれる方法となります。
【人工毛植毛】手術を受ければ1日で髪の毛が整えられます。また希望する髪形に合わせて植毛できることもメリットの1つだと言えるでしょう。お値段は自毛植毛よりも安く、1,000本あたり20万円から30万円前後で済みます。
デメリットは「人口毛を埋め込む手術」のため、1年ほどで植毛した毛の半分が抜け落ちてしまうことです。つまり定期的なメンテナンスが必要となります。そして毛が伸びませんので、植毛から日数が経過すると他の毛と長さが揃わず違和感が生まれます。傷跡が炎症を起こす可能性もあるため、感染症にも気をつけなくてはいけません。
【自毛植毛】ご自分の毛を使用するため、拒絶反応が起こらず安全性が高いです。また人工毛植毛とは違い、手術を受ければ自分の髪の毛として成長します。つまりメンテナンスの必要もありません。
デメリットは複数回の手術を受けなければいけないため、値段が高く、半年から1年ほどの時間がかかることです。費用は1,000本あたり50万円から100万円前後です。
育毛のメリット・デメリット
育毛剤や育毛シャンプーを使用することで、薄毛予防や抜け毛対策を施す方法です。メリットは選択肢が沢山ある点です。頭皮の状態に合わせて、口コミや値段から商品をお選びいただけますので、育毛効果を実感しながら継続することが出来るでしょう。
デメリットは即効性に期待できない点です。脱毛の原因は人によって異なるため、場合によっては効果が得られない可能性さえ考えられます。また一般的なシャンプーと比べると値段が高い点も、デメリットと言えます。
かつらのメリット・デメリット
メリットはコストパフォーマンスの高さです。製品を購入して着用すればOKなため、継続して関連商品を購入し続ける手間がかかりません。商品にもよりますが、最近では部分かつらを販売している業者もあります。
部分かつらであれば10万円前後で購入できるため、金銭的な負担も少ないと言えるでしょう。オーダーメイドのかつらの場合は50万円から80万円前後となります。デメリットは色落ちや劣化などによる、メンテナンスが必要な点です。
また「かつらを被る」わけですから、装着することへの意識が芽生え、それがストレスに繋がるかもしれません。そして夏場は蒸れる恐れがあるため、余計に抜け毛や薄毛が進行する可能性があります。