結果から先にお伝えすると、紫外線により「ハゲ(薄毛)」は進行します。また現在は髪の毛がフサフサであっても、紫外線ケアを行わなければ抜け毛は増えますので注意したほうが良いです。
どうして紫外線は薄毛を招くのか
髪の毛の生えている頭皮は、当たり前ですが人間の皮膚です。毛髪が沢山あることで腕や足とは少し違った皮膚と捉えがちですが、全く何も変わりません。
海水浴へ行けば太陽の光によって、私たちは日焼けをします。しかし日焼けをすると「ヒリヒリ」しませんか?これは肌が火傷状態になるため、ヒリヒリとした違和感を覚えるのです。
同じ現象が頭皮でも起きており、軽度の火傷により頭皮では炎症が起きてしまいます。詳しい頭皮での炎症は「紫外線を受ける→皮脂の酸化→毛穴での炎症」のように症状が進んでいきます。
髪の毛が生えているから少しの紫外線ならば大丈夫だろうと思われがちですが、毛髪はそこまで紫外線を防いでくれません。頭皮での炎症が起これば、発毛対策や予防をしても髪の毛の土台が一時的にダメになっているわけですから、効果も得られず元気な髪の毛は生えてきません。
常に紫外線対策を心掛けよう
6月から9月は気温も上がるため、紫外線が強いであろうと簡単に分かります。しかし実際には1年中、紫外線は降り注いでいるのです。つまり「季節」によって対策を講じるのではなく、常に意識しておく必要があります。
ただし腕や背中、足のように頭皮へ日焼け止めクリームを塗ることは難しいですので、1日の内で最も紫外線量の多い「10時から14時」の時間帯には外出をしないようにすべきです。
直接的に対策をするのであれば、「日傘」「帽子」「UVカットスプレー」を使うと良いでしょう。最近では男性向けの日傘なども販売されており、予想以上に売れています。他にも紫外線対策用シャンプーやサプリメント(ビタミンC)が、紫外線を受けてしまった頭皮のダメージ回復には役立ちます。